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海外在住の方は、”日本のWebサービスを利用しようと思ったらアクセスできなかった…”、”日本のNetflixなら配信されているのに、在住国では配信されていない。見たいのに！！”といったような経験はありませんか？
私は移住してきてすぐはあまり困らなかったのですが、GDPR(General Data Protection Regulation/EU一般データ保護規則)が施行されて以降、Yahooを始めアクセスできなくなってしまったWebサービスが増えてしまいました。また、Netflix等のサブスクも日本語字幕がなかったりして不便なことも…。
VPNを使ってアクセスできる！
しかし、”VPN”というものを使うと、海外からでは弾かれてしまうWebサービスも利用できるようになるんです(全てではありません)！
VPNとは”Virtual private network (バーチャルプライベートネットワーク)”の略で、日本語では”仮想専用通信網”と表します。
VPNでは、簡単に言うとVPNの会社の持っているサーバーを経由してインターネットに接続します。そのため通常海外からのアクセスが弾かれてしまうサイト等でも、日本のサーバーを経由すれば日本からのアクセスと判断されるため弾かれずにサイトの閲覧ができるというわけです。
おすすめのVPN
VPNサービスは多々あり無料のものもありますが、無料のVPNはセキュリティに問題のあるケースが少なくありません。そのため基本的には有料サービスのものがおすすめです。
ヨーロッパでVPNを使うのであれば、以下がおすすめかなと思います。
NordVPN
NordVPNは大手VPNプロバイダで、新規利用者が世界NO.1といわれています。
上の画像のように多くのデバイスに対応しており、専用アプリもあります。
また”ノーログポリシー”という利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどのログを保存しないというものを採用しており、様々なセキュリティ対策もされているため安心して使えます。
料金はプランが4種類、かつ1ヶ月/1年/2年から選べます。スタンダードプランであれば、1ヶ月プランで約13€/月、1年プランで約5€/月、2年プランで約3.5€/月となっています。1ヶ月プラン利用の場合は割高になるものの、2年プランであればかなり安く使えますね。
MillenVPN
MillenVPNは日本の国産VPNプロバイダです。日本企業が運営するVPNの中ではサーバー数がトップクラスに多いのが特徴。
セキュリティ対策済みであることはもちろんですが、対応国/対応サービスも多く、仮にブロックされてしまっても”MillenVPN Native”を使用することでブロック解除ができることも多々あり、使い勝手の良いVPNです。
料金は1年/2年プランがスタンダードですが、お試し感覚で利用できる7日プラン等のワンタイムプランもあります。ただしこちらも2年契約の方が断然お得になりますので注意しましょう。
セカイVPN
こちらは日本の株式会社インターリンクという企業が運営している老舗VPNプロバイダです。こちらのVPNは料金設定がシンプルで¥1,100/月で、最大2ヶ月無料体験ができます。
対応デバイスも一通り揃っており、一部ではセカイVPN公式アプリを使用して簡単にVPNに接続することも可能です。
VPNを利用する際の注意点
基本的にはVPNを利用することは違法にはなりませんが、ごく一部の国では違法とされています。
またVPN自体は合法でも、認可されたVPNの利用以外は違法とする国や利用できるサービスやサイト等に制限のある国もあります。
契約する前に、在住国でのVPNの仕様に問題がないかどうか必ず確認しておきましょう。
最後に
いかがでしたか？在住国からのアクセスが弾かれてしまうサービスを利用する際は、VPNの利用も検討してみてくださいね。
