【簡単!独学イタリア語】第6回 -形容詞 (aggettivo)-

イタリア語

イタリア語学習第6回、今回は形容詞(aggettivo)について学んでいきましょう。

形容詞の位置

例えば、日本語は”黒い猫”、英語は”black cat”と”形容詞+名詞”で表現されますが、イタリア語の場合は”gatto nero”のように基本的に”名詞+形容詞”の順番で表されます。
ただし、”bello”や”bravo”のような、日常生活でよく使われる短めの形容詞の場合は名詞の前に置かれることもあります。

形容詞の変化と種類

イタリア語の形容詞は、修飾する名詞の性と数によって語尾が変化します。2種類あるので以下の表で見比べてみましょう。

基本形が”o”で終わる形容詞

まずは基本形が”italiano”の形容詞を例に挙げます。

1人のイタリア人男性un uomo italiano
2人のイタリア人男性due uomini italiani
1人のイタリア人女性una donna italiana
2人のイタリア人女性due donne italiane
形容詞”italiano”の語尾変化

基本形が”e”で終わる形容詞

ここでは基本形が”giapponese”の形容詞を例に挙げます。

1人の日本人男性un uomo giapponese
2人の日本人男性due uomini giapponesi
1人の日本人女性una donna giapponese
2人の日本人女性due donne giapponesi
形容詞”giapponese”の語尾変化

いかがですか?語尾の変化の仕方が名詞と同じなのがわかるかと思います。そう考えると語尾の変化を覚えるのは簡単ですね!

形容詞の強調語尾

形容詞の意味を強めたい際は通常”molto”や”tanto”などの副詞を付けますが、代わりに形容詞語末の母音を取った上で”-issimo”と語尾を変えることでも表現できます。

例①:molto bello = bellissimo (非常に美しい)
例②:molto buona = buonissima (とても美味しい)

例を挙げると上記のようになります。”-issimo”の語尾については通常の形容詞と同じく性/数で語尾変化しますので注意しましょう。

最後に

次回からは動詞について複数回に渡って投稿する予定です。ここから少し難しくなってきますので、今までの復習をしっかりしつつ次に進みましょう。

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